皆様、お腹がすいた時に、料理を食べて投げ銭で食事が出来るお店って聞いたらどう思いますか?
兵庫県姫路にお店を構える北村英昭さん(以下ヒデさん)とは、2年ほど前から付き合いがある。
現在は投げ銭制度は、一旦中止しているがその理念は変わらず現在は方法を模索している最中です。
ヒデさんの行動理念に
お金に縛られない飲食店を作る
というワードがある。
ヒデさん曰く
飲食店は本来「お客さんのために」を志して営むはずが、飲食業界は現在その志が歪んでしまい働き甲斐のある環境が整備されてはいない。
その飲食に関わる人(働く人もお客さんも)にとって気持ちのいい営業ができにくいすべての原因は「お金」にあります。
そのお金に縛られないお店を僕は作っています。
と、原価があり、保存が期限がある食材を取り扱い、高品質低価格化しているという最もお金を意識しなければいけない業態で「お金に縛られない飲食店」という無謀な理念を掲げている。
今回は、お金に縛られない飲食店のサクセスストーリーではありません。
成功事例を紹介するのではなく、北村英昭の挑戦する姿をご紹介いたします。
お金に縛られない飲食店
20xx年 世界が信用の炎に包まれだした頃です
(2016年11月1日です)
あぁ、あの暴力が支配したあの頃ですね。一子相伝の秘拳があるとか
(それまでは何やってたんですか??飲食系ですか?)

スイマセン。漫画の話したら収拾つかなくなるのでやめましょう。
※かめぴょんとヒデはプライベートでは「スパロボ」の話や「キャプテン翼」「キン肉マン」の話を延々とメールしあっている。
経緯
ヒデさんは高校を2年で卒業(?)し16歳から飲食業界でトータル16年働いていたそうです。(他にも販売業とか皮工場とかでも働いた)
その後、兵庫県姫路市の一角にkitchen11(キッチンイレブン)をオープンさせたのです。現在はスナックCADY姫路店も兼務している。
僕の周りで行った人はそれはそれは美味しい美味しいという。
これは友人びいきを引き算しても美味しいとの事だ。
(僕は東京で会うのでお店に行ったことはありません)

↑↑単純に美味しそうな上に、パスタでありがちな
「ちょっと少なくね?」
がない、満足感が高い料理
前職でメニュー作りから任されたんですよ、成り行きで。
あ、でもカレーとか作ったことない!!
メニューになかったから!!
なんかめんどくさい人
めんどくせーじゃないですか! カレー簡単だよ!なんて言ってる人信じられない。
いやスパイスから作る人かそういうレベルの話じゃないですよね?
とりあえず、この短時間で偏った人間である事だけはわかりました

(↑カレーを作れないめんどくさい料理人)
投げ銭システムとは
ヒデさんのお店は投げ銭システムを取っていた。
ってか、投げ銭システムってなんですか??
超簡単に言うと
・客は好きなもの注文して値段はいくらでもいい
・月額500円からのファンクラブを作りその費用で店を回す
ちなみに投げ銭システムは姫路CANDYを名乗る前からやってたんですか?
投げ銭システムは(今は一旦やめてます) キャンディになる前に考えました。
五反田キャンディのファンクラブシステムを見て
これって飲食店でもやったらええやん!!
って参考にしてパクったんです。
参考にしてパクったってずいぶん小気味いい日本語使いますね。
そこまではっきり言われたら逆に清々しいです。
その後ヒデさんは名古屋の「革命のファンファーレ出版記念パーティー」で 西野さんに報告しようとしたがキッカケがなく、ホームレス小谷さんに報告したそうです。
すると、翌朝ホームレス 小谷さんから電話かかってきて
「これ、めちゃおもろいわ!CANDYやってや!!」
と言われたのがキャンディ姫路の始まりです。

(↑↑すっかり親交のある二人)
唯一自分から手を上げていないCANDYとしてドヤ顔かましてます。
(今はCANDYにも規約がありキチンと「お願いします」とこちらからも言ってます)
「お金の壁」を越えなければいけない
自分のお店をオープンして3ヶ月で 「あ、これは5年10年と続けられないな」って思ったんです。
いや、売り上げは一人の運営で10席のお店で月90万ほどでした。
はっきりいって順調です。
だけど続けられないと思った。
それは自分の身体も精神ももたないからです。僕は前向きな気持ちで継続できないなと思ったんです。
自分のやりたいお店を続けるためにはどうしよう? それでいてお客さんも楽しんでもらえるお店にはどうしたらいいだろう?
ヒデさんは続けました「色んなことを考えるといつもお金の壁が立ちはだかるんです」と・・・
お金に縛られないお店を作らないといけない。
ヒデさんはそう考えていた時に 「西野亮廣」に触れた。

↑↑タイミング的にはこの頃くらい(西野さん若いなぁ)
ヒデさんは五反田CANDYを知り、クラウドファンディングを知り、キャンプファイアのファンクラブという仕組みを知りました。
これだ!!
と思いました。
月額500円応援してもらったらお金に縛られないじゃん!
ヒャッホ~~~
スイマセン。
ここだけ読むとヒャッホ~~はこのテンションでよろしいでしょうか?

今舌打ちした??
あれは西野さんだから応援してもらえる。
何でもない僕に課金してくれるわけがない。
何かしらメリットを考えないと、、
ん? そもそも会員費で成り立たせるなら
値段いくらでもいいじゃん?
よし、お会計は投げ銭にしてしまおう!!
天才すぎる!!俺!
と舞い上がりながら作ったのが投げ銭の始まりです。
わりと底抜けのバカの発想ですねと言いたいところですが、その仕組みの成功例は見たいですね。
今は形を変えて模索中です

※いろいろな企画をしている(バンビーノ藤田氏と料理対決)
ファンクラブとオンラインサロン
ちなみに今そのファンクラブは何人くらいなんですか?
ややこしいことにファンクラブとオンラインサロンとあるのですが 計350人です。
すごっ!一般人でそこまで人数いるの相当成功例じゃないですか。
ひでさんを応援するには「キッチン11のファンクラブ」と「オンラインサロン黒絆1~KOKUBAN~」の二種類があります。
黒夢が好きなんです。深くハマった理由は根底にある反骨精神ですね。 黒夢の話になるとそれだけで長くなりますよ(笑)
はは、それはまたいつか飲みながら(めんどくせぇなぁ)
なぜオンラインサロン黒絆が生まれたのか?
ファンクラブは投げ銭の飲食店としての「kitchen11」(candy) が好きと言う方が多いですが、黒絆はヒデさん本人の人間性に興味がある人で構成されています。
僕はいわゆる意識高い投稿もしたい、でも意識高い投稿するとコメント盛り上がるけど 「内輪ノリ気持ち悪い」っていう二つのファン層をすみわけしたかったんです。
僕のファンも「西野亮廣ブロガー」としての僕が好きな人と「主婦目線ブロガー」の僕を好きな人いますけど、すみ分けなんて考えたことないなぁ
※平然と自分にファンがいる前提で話すおっさん二人
黒絆の名前の由来はまさに黒夢で夢を否定するの意味で頭に黒をつけたのが黒夢です。 でも彼らは夢を叶えました。
そうなんですか?全然知らなかったです。
当時はマイリトルラバーが好きだったので黒夢知らないです。
同じノリで 安易な絆を否定するという意味で黒絆と名付けました。
コミュニティコミュニティうるせーよ!みたいな(笑)
でも コミュニティコミュニティしてないんですよ。
そもそも僕がコミュニティの作り方なんてわかんない
カレー作れる人信用できないならコミュニティは作れないでしょうね。
万人受け?
まぁ、でもひでさんの投稿エッジ効いてますからね。僕なんかは完全に万人ウケ狙ってますからね
マジっすか!!僕、めちゃくちゃ万人に向けてますよ!
いやいやいや!あなた異端児よ!!とがりまくってますよ!!
※本当にファンがいるのかわからなくなるような活動をしているおっさん二人
黒絆~kokuban~について
ヒデさんは以前毎日ブログと称して毎日えげつない量のブログを書いていた。現在はその投稿が黒絆に移行したのです。
ちなみに僕のブログのメインターゲットは主婦です。
カレーが得意な人たちです(笑)
僕のメインターゲットは僕です←

メインターゲットは僕だけど誰かが見てくれてるって事はめちゃくちゃ意識してます。特定の誰かに向けてだけ書いたりもします。
最終自分に向けてるので 熱量下がることがないんですね。
ペルソナ設定を自分にしてる人初めて会いました(笑)
ペルソナとは
特定の読者像を設定して書くやり方。属性を特定することでよりその人にとって深い文章になる理論。
「あなたの思う特定の誰か」はネットの向こうにはたくさんいるって理論です。 逆に万人ウケ狙ったら誰にも刺さらないってやつですね。
そうですね。
ペルソナ設定を自分にして「きっと同じ想いの人がいるはずだ!」と 信じて投稿しています。
悲しいを減らしたい
最近掲げ出した僕の行動原理でありオンラインサロンの理念なんすけど「悲しいを減らしたい」なんですね。 そこに着地する思考を日々吐露してます。
筋肉少女帯の機械に出てくるマッドサイエンティストみたいですね。
あ、それは今度いつか飲みながら(超めんどくせぇなぁ)
僕 逆張りが得意なんすけど それって違う方向の景色や感情が気になるからなんです。事件が一つあれば 加害者にも被害者にも自分をおとしこむ。
ディベートとは
主題に対して「肯定」「否定」にわかれて討議する事。自分の思考とは関係なく賛否両者の意見を考えなければいけない。
ディベートってただただ議論って意味じゃないんですか?
脳内ディベートしていると いつのまにか責められてる時があるんすよね(笑)
いやいや 僕の意見じゃないよっていうね
(こいつさっきディベートって言葉知ったはずだよなぁ)
感情を抜いて本質を見よう
最近は「俯瞰でものを見る」っていう考え多いですよね。
一つの事柄を感情論抜きで上から情報として見るってやつ。
でもあれって言葉通りで上から見てるから上から目線になるんですよね。
でも、ひでさんのはサロン投稿って俯瞰とはちょっと違いますよね
リスク考えたら性欲だけで振り切れないと思うんですよね。
そうっすね。僕らが想像する痴漢ってお尻触るくらいですけど、被害者から聞いたらそんなレベルじゃないみたいですよ。
もうね、、かなり危ない。
被害者じゃなくて 加害者が (被害者はもちろん気の毒)
何が彼をそうさせたのかっていう本質に辿り着きたいんです。

↑↑僕も「何が彼をそうさせたのかっていう本質に辿り着きたい」です。
メンタルモデレーター
そういう事を考察しているのですが、自分の新しい肩書を考えまして。メンタルモデレイターです。
結局のところ「自分を含めた半径5メートルにいる人を幸せにできるか」が活動の根源です。

(↑黒絆より一部抜粋)
「半径5メートルの人を」については全く同じこと考えていて驚きました
まとめ
ひでさんのサロン投稿には上から目線ではない仲裁的(モデレーター的)な視点の内容が多く書かています。
例えば最近だとクラウドファンディングに挑戦している人のダメ出しとかですが、通常ダメ出しなんて誰がやっても上から目線になるものですが、面白いほど言葉を選び、面白いほどグイグイ中まで入っていき、それでも不快感がないような書き方が出来ています。(僕にはできない書き方ですね、僕は万人に好かれたい書き方をするから)
300人以上のファンが付くのも納得のオンラインサロンです。
人と違った目線と、それをうまく伝える技術に興味がある方は1ヶ月でも入ってみてはいかがでしょうか?
毎日えげつない量の文章が投稿されるので1ヶ月でも十分満足できますよ。