もしかしたら薄々バレていたかもしれないが、実は僕はキングコング西野さんのファンです。
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これは「いや、バレバレだから」と読者に心の中でツッコませる面白いやつです。
おもしい文章には「ツッコミ」が絶対に必要で、それにもパターンがあります。
それは自分でボケて「いやいやいや」と自分でツッコむノリツッコミパターンです。
これは比較的簡単です。
今回のはボケっぱなして読者の心の中でツッコませる読者巻き込みパターンは高等技術になります。
今回のはボケっぱなして読者の心の中でツッコませる読者巻き込みパターンは高等技術になります。
あとは自分でボケておいて直後に「ボケの説明をする」と言う面白いパターンもあり、このくだりがまさにそれです。
さて、本題は全く違う話です。
(本題と全く関係ない面白い話をして、まず「この文章はおもしろい」と認識させて読者の読む姿勢を整えてあげることを「つかみ」と言います)
※独学なのであってるかどうかは知りません。
※独学なのであってるかどうかは知りません。
時計の話
この度、にしのあきひろ氏の絵本最新作である「チックタック~約束の時計台~」が発売されました。
時計がモチーフの話であり、その主幹となっているのが
「時計の針は必ず重なるけど、11時台だけは重ならない」「人生には必ず11時台がある」「必ず針は重なるからお前はそこで待て」
と、タモリさんが西野さんに言った言葉です。
そして言葉の奥深さで言えば、日本語では時計の針と言いますが、英語では時計の針の事は「needele(ニードル)」とは訳しません。
「clock hand」と言います。
重なるのは針ではなく手なのです。
人生には必ず11時台がある
この言葉に大きく心を動かされた方は多いのではないでしょうか?
だが、同じセリフを誰が言っても響くかと言うとそうではありません。
これは不遇の時代を乗り越えてきた西野さんの言葉だから響くのです。
仮に僕が全く同じことを言ったところで。
時計の針は必ず重なるんだ
そだねー(北海道弁)
※僕は道産子です
なんかエモいね(笑)
あ、おれG-SHOCK派だから針ないし。
と、鼻で笑われるだろうし
最後のG-SHOCKのやつとか本当に言われたら
面白いと思って言ってんのか?である。
面白いと思って言ってんのか?である。
しかし、ご存知の方も多いかと思いますが恐ろしい程の低好感度だった西野さんはその地獄時代を腐る事もなくただただ愚直に努力を重ね過去を変えたんですね。
過去は変えられないが、未来は変えられるから頑張ろう
という聞き飽きたメッセージではなく、
(↑本当に上の画像と同じ人でしょうか??)
という新たな角度のメッセージを身を持って体現しているから、僕の言葉と違い言霊(ことだま)を宿しているのです。
(↑↑僕と違って過去は変えられるという言葉に言霊をまとっている伝説のスピーチ)
あなたは耐えられますか?
「あなたにも人生における11時台は必ずある」というエピソードは本当に心に刺さる内容でした。
近大のスピーチににあった
鐘が鳴る前には報われない時間があるという事
たったこの一言に力を込めるにはどれだけの努力をしたのだろう?
その努力は西野亮廣エンタメ研究所というオンラインサロンで惜しみなく投稿されている。
(↑入会ページ)
僕もその努力量を見て圧倒的な努力とはこういう事かと言う事を目の当たりにしたのだ。
だが、僕がオンラインサロンに加入したのはえんとつ町のプペルを無料公開して炎上したがそれでも見事に売上を伸ばし結果を出した後だ。
既に「西野の頭には成功のロジックが組み込まれているから、その行動は一見無謀にも見えるが実に合理的である」と言う前提で西野さんの努力量を見てきた。
つまり、努力量が凄いことに変わりはないのだが報われる努力をしている印象だ。
こうすればこうなるのはわかっているからどんなにキツくてもドブ板営業するんだという見え方ですね。
え?
超若いんですけど
この頃からやってたの?
超若いんですけど
この頃からやってたの?
努力しても報われるかわからないのに。

(誰にも求められていない絵を描き続ける西野氏)
このドキュメンタリーでも最後西野さんが「できたー」と絵本を完成させるが、その絵本は売れなかった。
5年の努力が報われなかったのだ。
あなたは耐えられますか?
ロジカルだけで頑張れるものなの?
いくらロジック(論理)があっても、この若さで何を信じられるのだろうか?
西野さんの11時台は僕の想像を遥かに超えていた。
この頃の西野さんを僕は知らない。
この頃の西野さんを僕は知らない。
この動画だって今見たら感動の過去に変わったが、おそらく撮影当時は「いい感じのドキュメンタリーにしてるけどお前芸人だろ?何やってんの?」と鼻で笑われていたのではないだろうか?
この動画をいい動画だと感じたのなら、それは西野さんが自らの行動で過去を変えたと言う事を他ならないのではないか。
だから「チックタック~約束の時計台~」の読者に言葉が刺さったのだと思う。
読者も、それぞれの辛い過去もきっと変えられると背中を押してもらったのだと思う。
もし、読者の過去が変わればそこから見える未来は今と全く違うものになるだろう。
そこから見えるの景色はまさに
新世界だ。
うん・・・
宣伝が露骨すぎるな
書いてて「新世界へ繋げる」のはあざとすぎて西野ファンしかうなずかねぇーよと思いながらも、思いついちゃったもんだからそのまま書いてみました。
だが、半分は本心で僕はきゃりーぱみゅぱみゅさんのつけまつけるという曲が好きなんです。
で、その歌詞に「同じ空がどう見えるかは心の角度次第」というフレーズがあるんです。
過去を変えられれば心の角度は変わって見える世界も変わるでしょう?
人生の時計の話
さて、西野さんの露骨すぎる宣伝はさておき僕も一つだけ時計にまつわる話をさせてください。
それは産まれてから死ぬまでを24時間とした場合という話です。
こんなふうに考えた事はありますか?
僕は14歳の時にこの人生の時計の話にであってそれを意識して生きています。
それは年齢を1/3にした数字が人生における時刻だと言うことです。
例えば15歳だとしたら
15 ÷ 3 = 5
15 ÷ 3 = 5
朝の5時です。
朝5時に失敗したって夢だったってことで済ませられますよね?
だから15歳の時の失敗なんてなんでもないんですね。
じゃあ、21歳だと
21 ÷ 3 = 7
朝7時です。
ここでしっかり起きますか?
それともグダグダ布団の中にいますか??
朝の過ごし方で1日(人生)の価値って変わると思いませんか?
じゃあ、32歳は?
32 ÷ 3 = 10.6
午前10時半ですよね。
僕は32歳の時に洗脳されていたブラック企業を辞める決心をして、9ヶ月しか住んでいないマイホームを諦め、嫁と子どもと猫2匹連れて頼れる人の誰もいない東京に行きました。
32歳で上京ですよ??
修学旅行でしか行ったことないんですよ。
遅いですよね?
しかも、職種の違う転職で何もわからず電車にも乗れず20代の若者に仕事を教えてもらう屈辱(前職ではナンバー2のポジション)
でも、まだ10時30分だ。
まだやれる、きっとやれるよと言う気持ちで頑張りました。
そして、34歳で西野さんに出会い腐りかけていた(おっさん化していた)価値観に油を注して、今36歳です。
時計は重なった
36歳。
そう、ちょうど12時です。
僕なりの不遇の11時台をくぐり抜けまさに鐘が鳴り響いています。
実は僕も嫁も子供ができにくい原因をもっている体で、6年にも及ぶ不妊治療、いや下の子も入れると10年掛かりました。
24歳から不妊治療を初めて、ブラック企業で金も時間もないながら、いつ来てくれるのだろうと信じて信じて信じぬいてやっと時計が重なったんです。
20代は不妊治療の金を稼ぐためだけに働きました。
あの若さではとても払えないんじゃないかという金額です。
もう辞めてしまおうかと何度も諦めかけました。
諦めそうになったから猫を飼ったんです。
子どもじゃなくても愛してもいい存在が欲しかったんです。
医者に「今回はダメでした。また頑張りましょう」と言われるのが辛かったんです。
そして、何度も味わったんです。
だから、僕は猫アレルギーなのに猫を飼ったんです(当然犬もアレルギーです)
今は猫も子どもも手に入れました。
お父さんになりたかった。
だからお父さんは死に物狂いで守ってみせる。
それでも、まだ時計は12時です。
午後はこれからです。
僕にはまだまだ楽しい事をする時間がある。
グータラしたり昼寝している暇は僕にはないんです。
最後までこんな長文読んでくれて本当にありがとうございました。
ところで、あなたの時計は今何時ですか?
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