僕は今価値観の革命の上にいるのかもしれない。
いや、それとも昔はあったが失われた価値観を思い出しただけかもしれない。
とにかく何もかもがあべこべな世界の中心で僕は叫んでいた。
超カッコいい風に文章をスタートさせましたが、コレはかめぴょんなんかカッコいい感を出したかったからです。
うん・・・。
何が価値観の革命の上にいるかもしれないだよ。
単純に超楽しかったって言えよ。
何、世界の中心で叫んでるんだよ。
ギリギリアウトだよ。
(画像:映画「世界の中心で愛を叫ぶ」より引用)
しかもDJタイムで叫んだセリフは
東京ーーっ!!
という田舎者丸出しのひどいセリフだったじゃねぇか!!
と、興奮冷めやらぬ今ですが、そもそもポンコツだらけの音楽会とはなんなのか?
ポンコツだらけの音楽会VOL.3
vol.2が終わり、既に2019年7月6日(土)にvol.3が決定している。
しかも場所は渋谷チェルシーホテルと言う由緒正しきライブハウス
とてもじゃないがド素人が立てるような場所じゃない。
しかし、あなたも立てるんです。
立てるチャンスは目の前にある。
このブログを最後まで読めば、なぜあなたがステージに立てるかがわかるはずです。
ポンコツだけの音楽会とは?
さて、ポンコツだらけの音楽会とは普通のイベントとはコンセプトが少しだけ違うんですね。
普通のイベントって客がお金払って演者が全力で楽しませますよね?
そこは一緒なのですが、ここにほんの少しだけスパイスをいれる。
それは、客が全力で楽しもうとする。
コレです。
たったコレだけですが、これをデザインするのがなかなか難しいのです。
学芸会
コンセプトを長々話すより、例え話を出したほうがしっくりきます。
それは学芸会です。
子どもの頃あったでしょう?
それかお子さんがいれば、そちらのほうが身近なのでないでしょうか?
思い出してください。
一生懸命練習して
こんな役やるんだ!
今日こんな練習したんだ!
明日は総練習なんだ!
と言うように、頑張りを親に可視化してたでしょう?
可視化された努力は応援になります。
ポンコツ音楽会の醍醐味はココです。
お客さんに「一生懸命盛り上げてくださいね」なんて口で言うのは簡単ですが、お金払ってるんだから楽しませてもらうのが当たり前。
でも、応援しちゃうんですよ。
だって今ステージに立ってる人の今日までの努力が可視化されてるのだから。
※ポンコツ音楽会の演者はステージに立つまで練習風景をSNSで投稿します。
努力の可視化
バンド「NO.3 island(サードアイランド)」
(アーティスト風だが全員素人)
例えばドラムのあっちゃん。
それは今回の出演者にもいるプロドラマー滝本裕による指導を受けている事も、その練習風景も上達の過程もすべて可視化されたていた。
もう一人はノンちゃん
半年前にギターを買った娘だ。
それなのにプロドラマー滝本裕とトゥルーラブ、ひまわりの約束を弾ききった。
誤解を恐れずに言うならば、この二人のレベルでステージに立ったらクオリティを求めている客の一般的なイベントならブーイングだろう。
客は何に対してお金を払ったか?
すげぇ演奏やクオリティを求めているのであればこのイベントは楽しめないかもしれない。
先程例に上げた二人のステージは爆発的な盛り上がりをした。
結果論になるが、彼女たちの可視化された努力はクオリティを凌駕したのだ。
そうみんな知ってるんです。
あっちゃんが全然ドラム叩けなかったのに、ここまで叩けるようになった過程を…。
(スティックってこんな短期間でこんな風になる?)
ノンちゃんがピックなくしたから診察券をピック代わりにして練習していた事も…。
努力の過程を知っているから応援するんですよ。
(左あっちゃん、右ノンちゃん)
(二人にとってかっこいい大人滝本裕)
大人の本気の学芸会
よくポンコツだらけの音楽会は音楽祭と間違えられる。
もういっその事音楽祭にしちゃえばいいじゃん
と言う勢いだ。
これはステージに立ったり、客として行けばわかるが本当に高校の学園祭のようなお祭り騒ぎだ。
そりゃ音楽祭と言ってしまうだろう。
だが運営は言います。
コンセプトが誰にでも優しい空間なので音楽会なんです。
学芸会を見に来る人ってみんな優しい目でステージ見るじゃないですか?
いくら規模が大きくなっても、そこだけは忘れたくないんです。
会にはキチンとした理由があるのだ。
決して間違ってはいけないのだ。
これを聞いて僕は思ったことがある。
ポンコツだらけの音楽会は愛で包まれてる。
言葉だけ聞けばかめぴょんなにクサイセリフ言ってるの?だろうけど、キチンと意味がある。
少し難しい表現をするが資本主義が生んだ悲しい価値観は「許さない事」だ。
簡単に言うと「お金を払ったのだから、ミスは許さない」だ。
もう皆さんも経験あるでしょ?
金払ってるんだ!
こっちは客だぞ!
ってやつです。
こっちは客だぞ!
ってやつです。
例えば演者のこやさん
自前の便器に座って、ギター弾いている。
ギターはキチンと練習してきた感じが伝わったが
途中で歌詞忘れてうにゃにゃーにゃで誤魔化していた。
よりによって
うにゃにゃーにゃだ。
山上兄弟なら許せるが、相手はこやさんだ。
(↑手品で有名な山上兄弟)
資本主義の元にいたら金返せコールだ。
しかし、そこはポンコツだらけの音楽会
みんな優しい目でその失敗をも笑って楽しんでいた。
もちろんこやさんの努力を知っていたから笑えるんだ。
練習して来ないやつが失敗したら笑えないけどね。
さて、こやさんのせいで本題がズレました。
愛とは何か?
イエス・キリストは聖書にこう記しています。
愛とは許すこと
許すことが愛なら、ポンコツだらけの音楽会は許してばっかりだ。
愛に溢れてると言っていいのではないか?
夢見る少女じゃいられない
今回は運営者4人でシークレット出演を果たした。
曲は相川七瀬の夢見る少女じゃいられないだ。
あなたはこの歌をどうとらえますか?
夢見る少女じゃいられないという言葉を
いつまでも夢見てないで現実的に生きて行かなきゃいけない
と捉えますか?
それとも少女から大人になっても夢は見続けるんだと捉えますか?
きっと、リーダーの戸田麻里絵さんはそういう意味で歌い上げたのだろう。
うん・・・
皆さんお気づきだろうが、コレはテキトウこじつけただけだ。
本人に聞いたが全然違った。
最後に
今からでも挑戦したいとくすぶってるあなたへ。
大人になってから頑張るって何かに耐える事になってませんか?
頑張れたら私もいつかステージに立とう。
いつしかそういう失敗をしないようにするクセついてませんか?
逆です。
ステージに立つと決めたから頑張れるんです。
失敗したっていいんです。
ポンコツだらけの音楽会はあなたの努力が届く場所なのだから。
立つことを決めたら頑張るだけ。
頑張るは耐えるじゃないという事はお客さんが証明してくれます。
失敗しても大丈夫。
だって、全員ポンコツなんだから。
2019.3.9 ポンコツだらけの音楽会VOL.2
write by かめぴょん