クラウドファンディングと言えるほどのものではないが、僕もポルカをやってみた。
ポルカとはフレンドファンディングと呼ばれるもので、クラウドファンディングのミニチュア版だ。
そこには「そんなもん自分の金でやれ!」という批判がつきものだが、フレンドファンディングは公開範囲を狭めることができるので自分の知り合いだけに公開とかも可能なので、どちらかというとカンパに近いかもしれない。
だが、どちらにせよ他人のお金を頂戴する仕組みに変わりはない。
ちなみにクラウドファンディングについて詳細を書いたのがコチラだ。
仕掛け
そして上記ブログにはある仕掛けをつけたあるのだ。
これは読んで面白かったら投げ銭してねという賽銭箱のようなものだ。
しかも、リターンはお会いした時に全力でモノマネをするという救いようの無いリターンだ。
これは、とある方が
と言う嘘がホントかわからない説を鵜呑みにしてみたのだ。
ちなみに僕はnoteで有料記事も書いている。
そこそこ売れてはいる。
そして、ブログに投げ銭装置をつけてみたらどうなっただろうか??
これだ。
一口300円の投げ銭が、これだけのお金になった。
つまり、仮設は立証されたわけだ。
はっきり言って僕がこのブログにつけている広告(Google Adsense)よりも一撃でお金が集まった。
リターンもモノマネなのでコストがかかっているわけではないから純利益だ。
さて、このような結果になった場合
皆様なら今後どうしますか??
皆様なら今後どうしますか??
全記事に投げ銭ポルカを設置
今回、僕の記事は「お金をもらえるレベル」である事が立証されたのだ。
やり方は簡単だ!
そしたらGoogle Adsenseなんかより全然儲けられるのだ!
だって、僕の文章は金が取れるレベルなのだから!!
それでいいの??
さて、仕組みとしてはそうかもしれないが、本当にそれでいいのだろうか??
答えはNOだ!
完全にNOだ!
ましてや今回僕のポルカで集まったお金は「ブログが面白かったからお金だすよ」と言う対価ではないのだ。
クラウドファンディングはどうにもそこを勘違いさせてくれる悪魔の様な装置だ。
今回僕がクラウドファンディングで得たお金は「僕の信用を換金したもの」だと言うことを忘れてはいけない。
つまり
いつもおもしろいブログ書いてくれてありがとう。
応援してるよ!
と言うものだ。
大事なのはいつもという部分だ。
信用を気軽に換金しちゃうと・・・
いつもおもしろいブログを書いているかめぴょんの信用は今回換金したことによって、もつ信用残高はゼロなのだ。(信用されてないってわけじゃないよ)
なので、他のブログに貼り付けたところで
「なんだよ、結局金がほしいだけじゃん」
となり、いつもおもしろいブログを書いているかめぴょんから金の亡者かめぴょんに一気に成り下がるのだ。
先程僕の信用は換金でゼロといったが、信用の怖いところは全然マイナスにもなるも言う事と、一度マイナスになった信用は二度と戻らないということだ。
あ!
失敗しちゃった。
やっぱりやめよう
としたとしても、もう読者からは「結局金に目がくらんだ男」と冷たい目で見られる。
それから
やっぱり信用だよね!
僕はお金のためにブログを書いているわけじゃないんだよ!!
って言ったところで、読者は「いやいやいや、そんな嘘筒抜けですよ」と思われ逆に信用は更にマイナスになる。
しかも、そういう方はわざわざ僕にそんなアドバイスすらしてくれない。
ただただ無視するだけだ。
これはクラウドファンディングに限ったことじゃない。
信用を失って嫌われるとただただ無視されるだろう。
(懐かしの「ウゴウゴルーガ」より)
しかも、大人だと表面上はうまく付き合うが、陰では嫌っているという陰湿なシカト方法もあるから怖いものだ。
さて、クラウドファンディングをやる時に注意しなければいけないのは、やろうとしている行動に金銭欲があるかどうかだ。
欲が根源の行動に人は共感しない
今回わかったこと
この「信用を換金できた」ということがわかったことが最大の成果物です。
なので僕がやるべきことはひとつ。
無償で与えまくる事です。
まぁ、AdSense収入はいただくものの読者からの課金はナシで面白い文章を書き続けることです。
(ちなみに僕の有料記事は全員に読んでほしくないコアな内容やクオリティの低いどうでもいい話を有料化してます。それはお金がほしいのではなく読者にフィルターをかけているということです)
とにかく与えて与えて与えまくって、いざお金がないとできない面白い事を思いついたら、その時はクラウドファンディングをしようと思います。
無償で与え続けるのって不安ですよね?
でも僕は今回「信用を換金できる成功体験」をしたので、迷うことなく与え続けられるモチベーションが生まれました。
はあちゅうさんのこのツイートの意味がよくわかりました。
誰かが「課金させてほしい」と言ってきた時が課金のタイミングで、それまでは圧倒的貢献のフェーズ。
— はあちゅう (@ha_chu) December 13, 2018
恩は売れば売るほど、信頼がたまるので、積極的に売る。
貯金貯めるのは好きなのに信頼貯めるのは嫌いな人が多い。目先の小銭より、「信頼」のほうが価値は高い。
この一度の成功体験がないと「本当に信用は換金できるの?」という不安との戦いだ。
僕は今回それを払拭できて与えるフェーズだと自覚できた。
それが何よりの成果です。
これを理解せずに「あっ、お金にできたラッキー」って感覚だと、小分けに信用を換金してしまっては、いざというときに誰も支援してくれなくなるのです。
最後に
信用は貯めるのです。
貯信時代はもう始まってます。
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僕のこのブログなんかよりもっとためになる事が書いています。
僕もこの本と出会わなければこんなにもクラウドファンディングを理解できなかったでしょう。
えっ?
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(まだ発売したばかりですけどね)
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