ええと、まずは世のお母さん達日々の子育てお疲れ様です。
まずはこの言葉から始めなければ今日のブログは成立いたしません。
さて、僕も36歳になり息子も6歳、娘も1歳半になりました。
僕は札幌で生まれ育ち
32歳で転職をきっかけに
当時1歳半の息子と嫁さんと猫2匹連れて
死にたい位に憧れたことが
一度もない花の都大東京に移りました。
![とんぼ [Analog] とんぼ [Analog]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/512OnvjrHgL.jpg)
おじぃちゃん、おばぁちゃんのいない環境での子育ては
それはそれは厳しいもので、おちおち風邪も引いてられません。
(ちなみにおじぃちゃんはいても基本的に役に立ちません)
さて、そんな東京に行くと道産子はこんな試練を受けます。
東京の洗礼
・言葉が通じない
・東京の方が寒いという事信じてもらえない
・勝手に寒さに強いと思われる
です。
言葉が通じない
まずはホントに1番困ったのは「押ささる」です。
ここで説明するとまた趣旨が変わるので、気になる方はコチラのブログをどうぞ。
非常にわかりやすく書いてます。
簡単に言うと
スマホをポケットに入れてたら勝手に操作してしまっていて相手に電話が掛かっていた時
で、こんな時なんて言いますか??
道産子は「なんか押ささった」で通じる。
だが、それに代わる標準語がないのだ。
それ以外にも
「ぼっこ」「つっぺ」「サビオ」「うるかす」「おだつ」「わや」「かっちゃく」「ごみステーション」等、
通じない言葉を数え上げたらキリがない。
道産子にしか通じないギャグだが、東京に住んでいた時に駅から少し離れたマンションでアルカサール武蔵野と言うのがあった。
道産子
からしたら
「あぁ、駅から離れててもあるかさっちゃうんだぁ(笑)」とクスッと笑えるマンション名なのだ。
このブログのここで笑うかどうかで道産子のDNAが組み込まれているかがわかります。

(道産子のDNAのご当地CMで有名です)
東京の方が寒い
いや、これ東京にいる道産子みんな言ってます。
北海道って雪積もっちゃえば、保温効果あるか知らんけど、
体感温度は
数字ほど寒くないんです。
そして、吹雪の時以外、風はそんなに強くないんです。
そして、何より家の構造が暖かい。
北海道では
ストーブガンガン焚いて半袖で雪見だいふくを食べる文化があるのだ。

(↑家にあるのはこのサイズ)
東京のからっ風は、ほんとに寒い。
道産子は11月くらいの雪降るか降らないかの瀬戸際の寒さが一番嫌なのだが、東京の冬は延々とそれが続く感じだ。
そして、そんな事より一番嫌なのはコレだ!!
勝手に寒さに強いと思われる
もうね、東京にいて北海道出身です。
って言ったらですね。
間違いなく「じゃあ、こんなもん全然寒くないでしょ?」と言われる。
いや、ムチャクチャ寒いから!!
むしろ寒いの苦手だし!!
東京の人に
コレだけは言いたいのですが、僕らの体は別に
寒冷地仕様になってませんから!!
よく、雪道を歩く時に
「北海道の人って雪道でも転ばないよね?」とか、にわか道産子が「歩き方があるんだよ」とかうそぶいていることをみかける。
そもそも靴底が違うんだよ!!
冬靴は!
そりゃ、夏用の革靴履いてりゃすべるわ!
そして、スニーカーはもともと滑らないんだよ!
そんで歩き方は、まっすぐ体重かけて接地面増やすだけだ!
文章で書くと特殊な歩き方に読めるかもしれないが、転ばないようにゆっくり歩くだけだ!
重心を下げて歩くだけだ!
それでも走りたいなら、重心下げて小走りにすれば安定する!!
文章だと小難しく聞こえるかもしれないが、この走り方だ!
これが完璧な冬道の歩き方だ!
youtu.be
どうやって冬をしのいでいるの?
よく北海道の話になると
いや、マイナス8度とかありえねー。
俺なら無理
とか言ってくる人がいます。
そして、その思考から
俺なら耐えられないけど、実際に住んでいる人はたくさんいる。
きっと、その人達は環境に順応した
寒冷地仕様の人間に違いない
と言う結論に至るんですね。
全然そんなことありません。
答えは簡単です。
耐えてるんです。
だって、逃げ場がないからね。
ただただ、耐えているんです。
それだけなんです。
本当に道産子はただただ耐えているんです冬を。
そんな中にたまに
かまくら作ったり、雪合戦したり、雪景色の露天風呂が最高だったりとありますが冬の9割は耐えているんです!
僕はこの事だけ伝えたかった!!
そうなると冒頭に述べた世のお母さん達お疲れ様ですはどこに行ったのでしょうね??
さて、こっからが本題ですよ。
男性の皆さん、そこそこ覚悟を持って読んだほうがいいですよ。
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恐怖のワンオペ育児
こんな事がありました
実は先月珍しく夫婦喧嘩をしました。
珍しくというのは、ほんとに珍しく付き合ってから16年になりますが喧嘩したのは今回で4回目くらいです。
オリンピックと同じ頻度でしかウチはケンカしません。
喧嘩の原因は至って簡単です。
僕が家事育児をサボりすぎたからです。
9月は家をあけることが多かったのです。
札幌へ災害支援に一週間行き、帰ってきたら札幌に行っていた分の通常業務が溜まっており
残業の続く日々、そしてライターの依頼やら、趣味である
キングコング西野のイベント参加やら埼玉の兄貴の家で家族会議等あり
関東に3泊4日です。
災害支援は仕方ないとして、後半は完全に僕のプライベートですね。
そして、その間嫁さんは子ども×2とネコ×2の世話をワンオペでこなしつつ普通に仕事をしているわけですね。
しかも、その間に下の子の首に妙なシコリを発見。
結果なんでもなかったが(炎症を起こしてただけ)
グーグル先生に「子ども 首 しこり」と検索すると…
表示されるのは「小児ガン」です。
(↓こんなのが出てきます)
気が気じゃない状態で旦那は東京に遊びに行っている
そして、帰ってきたら会社では本社から役員が来ており夜は飲み会があった。
旅(遊び)の疲れもあり爆発的な二日酔いで朝もぎりぎりまで寝て、自分の身支度だけして出社です。
反省しておりますよ。
えぇ、書いていて心が傷んでおりますよ。
むしろ、なんでこんな事ブログに書かなきゃいけないんだと思いながら書いてますよ。
(書かなきゃいけない理由は後ほど)
遂に堪忍袋の緒が切れた嫁ぴょん。
僕もその予兆には気がついており、会社の昼休みに謝罪の電話を入れた。
の一言があり、事なきを得たかと思っていた。
しかし、帰宅後にこんな事がありました。
地獄のプレゼン
えぇ、独演会等を行っていて
さぞプレゼンがお上手なかめぴょんに
今回はわたくしからプレゼンをしたいと思います。
では、さっそくコチラをご覧下さい。
出てきたのは
コチラだ。

子どもが二人いて朝と帰宅後にやらなきゃいけない事リスト
当然、僕はこの時点でスミマセンでしたと発している。
さぁ、それでは
かめぴょんが朝やっている事に
蛍光ペンを引いてみよう!!
僕の手が
西野かなより
震えていた事は言うまでもない。

そう、ご覧ください!
この蛍光ペンが引かれていない事
全て私が一人でやっています。
しかも、かめぴょんが家にいない間は
この蛍光ペンを引いてるところも
私が一人でやっていました。
僕は嫁ぴょんがスミマセンでしたと言う名前なんじゃないか?
と、思うほど連呼していたことも言うまでもない。
では、
それらを踏まえた上で
そちらの蛍光ペンで
かめぴょんが明日からやる項目に
線を追加してみよう!!
それから僕は
さだまさしの
「償い」に出てくる
ゆうちゃんのように禊(みそぎ)をした。
「償い」一部抜粋
彼はひたすら大声で泣きながら
ただ頭を床にこすりつけるだけだった
それから彼は人が変わった何もかも
忘れて働いて働いて
償いきれるはずもないがせめてもと
(↑一度聞いてみてください。4分間の曲が一本の映画並みの破壊力を持っています)
そして、そんな事をチラッと呟いたらとある主婦からこんなリプが届いた。
すぐ辞めるところだった。
そう、そして僕は今回の一件と家事をやりつつこんな事を考えた。
あれ?
コレって北海道の冬に似てねぇか??
厳冬と主婦
先に述べた道産子あるあるはコレだ。
東京の洗礼
・言葉が通じない
・東京の方が寒いという事信じてもらえない
・勝手に寒さに強いと思われる
この三つの項目を主婦目線に置き換えるとこうなるのだ
主婦の洗礼
・旦那に言葉が通じない
・主婦の方がキツイという事信じてもらえない
・勝手に家事育児が出来ると思われる
旦那に言葉が通じない
主婦の皆様、いかがでしょうか?
旦那さんに言葉が通じないと感じたことありませんか?
北海道弁で
「おささる」が通じないように
「主婦語」が通じないことありませんか?
例えば「子ども見てて!」って頼んだら、本当にただ見てるだけだったり、子どもに買ってきたお菓子食べちゃたりとか、お昼買ってきてと言ったら辛いの買ってきたり…
あれ?
言葉が通じてない!!
ってないですか?
しかも、
家事育児で疲れている所に、
夜中までスマホピコピコした挙句に昼まで寝ていて起きてと思ったら
「疲れてるんだよ」と、逆に
主婦には全く通じない言語を言ってくるんですね。
(例え話に「子ども見ててと言うと、TVを見せ続ける」を入れなかったのは、僕が結構ポケモン見せるからです)
主婦の方がキツイと言うことを理解してもらえない
えぇ、東京の方が寒い事は分かってもらえたかと思うんですが、僕が思うに会社員より専業主婦(子あり)や働いている母の方が大変だという事は旦那さんにはわかってもらえないかと思います。
どんなに言っても東京の方が暖かいでしょうとなるのと同じ理屈です。
どんなに言っても主婦の方がキツイと言うことは伝わりません。
僕自身は下の子が生まれる時に、嫁さんが切迫早産で入院してしまい、
頼る人が誰もいない東京で2か月間
シングルファザーをやった際に気が付きました。
こいつぁーやべぇぜ。
残業もできないから、誰とも喋らずに黙々と仕事をして、延長保育が終わるギリギリに迎えに行き
・風呂
・ご飯したく
・洗濯
・連絡ノート書く
・寝かしつけ(寝ねぇんだコレが)
翌朝はまた飯食べさせて保育園に行き、また仕事…
更に、3日に一回は病院に行って嫁さんの洗濯物を受け取る。
そして、休みの日は子どもと一日中遊んで…
かわいいけど嫌になるよね、一人になりたい。
誰とも飲みに行くこともなく、満員の通勤電車内だけが僕のプライベートの時間でした
思った事はただひとつ。
大人と話してぇ
ってか、誰か助けて!!
と、世のシングルマザーの凄さを知りましたよ。
目の前に助けてくれる人(旦那)がいるのに助けてくれないとか常軌を逸してます。
まぁ、そんな事をやってのけたから
DETH NOTEに
蛍光ペンを引かされたわけですけどもね。
ひょっとしたら収入面を除けば旦那の面倒がない分、主婦よりシングルの方が楽なのでは?とさえ考えました。
勝手に家事育児が出来ると思われる
道産子は本当に勝手に寒さに強いと思われます。
ホントにただただ耐えているんですよ。
冬を
そして、女性は男性から勝手に家事育児機能が搭載されてると思われています。
なんなら、男性にはその機能は搭載されていないから仕方ないとさえ思っています。
(かめぴょん居酒屋調べ)
また今日も居酒屋で男たちは
・女にはそういう(家事育児)DNAが組み込まれていて、俺らにはない。
・男には
種を残せという
DNAが組み込まれているから浮気をするのは仕方がない。
・
わかさいもって道産子の
DNAっていうけど、まず食わないよね。
と、なんでもDNAのせいにしている。
上記をまとめると男とは
家事育児をしないで
種を残すために浮気をして
決してわかさいもは食べない
ということになる。
最低じゃないか!!
話がずれました。
別に女性はDNAで家事育児に向いてるわけでもなく、やらなきゃいけないという環境から後天的に作り上げられた才能なんですね。
そう、つまり北海道の厳冬と一緒で
体が寒冷地仕様(家事育児仕様)なわけでなく、ただただ耐えてるんですね。
だって、育児には逃げ場がないからね。
(家事はまぁ逃げ場あるかな)
ただただ耐えてるんです!!
昼まで寝たり、遊び呆けてるお父さん達!
そういう事らしいよ!!
終わりに
と、偉そうに書きましたが、どうして僕がこんな自虐を書いたかというと過去にこんなブログを書いてるんですね。
そして、嫁ぴょんと「前に頭下げてるブログ書いたなぁ」って話をしていたら
そういえば
今、月に3万回くらい読まれてるんでしょ?
今回の事、書いてみたら??
ん??
3万人の前に書いてみたら??
んん??
と、言われたのだ。
僕は世界の中心で、彼女の名前をさけぼう
スミマセンでした!!