5月29日は僕の誕生日だ。
そこで、5月30日に「かめぴょんセルフ誕生会」という自分の誕生日を自分で企画してみた。
頭がどうかしてるとしか言いようがない企画だ。
音楽やら出し物などの演出なども全て自分で手掛けたのだ。
失敗したら赤っ恥もいいところだ。
しかし、勇気を持ってやってみた。
結果から申し上げますと最高に盛り上がりました。
そこで、今回はその企画の一部始終を記そうと思う。
【目次】
かなり長いのでゆっくりと楽しんで下さい。
ことの始まり
皆さんはCANDYというスナックをご存知だろうか?
これはキングコング西野氏とshowroomの前田裕二氏が作った、ファンクラブ制の非公開スナックだ。
住所も非公開、営業日も非公開(月に数回しかオープンしない)
しかも、ファンクラブに加入したところで住所を教えてもらえないトンデモスナックだ。
住所を知るためには知っている人とコミュニケーションをとって待ち合わせをしなければいけない。
つまり、初めて行くには誰かと行かなきゃいけないので、絶対にボッチにはならないので絶対に誰かと仲良くなれるお店なのだ。
ファンクラブに入っても非公開非公開とふざけたシステムであるが、コミュニケーションを取るのことにフォーカスを当てると実に合理的に設計されたシステムなのです。
しかも、一歩足を踏み入れるとそこはキングコング西野氏の作品「えんとつ町のプペル」の世界観そのものである。
他にも素敵なシステムは数多くあるがそれはまた後日語ろう。
そして、そのふざけた素敵なシステムの最高峰が代理ママシステムだ。
これはレターポットという、キングコング西野氏が開発したメールシステムなのだが、このレターポットの受け取りレターが10000以上あり、運営に1000レターを贈ればCANDYで代理ママとして働けるのです。
何がなんだかわからないと思いますが、レターポットについてはこちらのブログがとてもわかりやすいですのでご参照ください。
やればわかるのですがレターを10000以上集めるということは、相当な信用が必要になります。
そんなに信用ある人であればと言うことで、ママ不在時に代理ママになれるのです。(貸し切りはできません、基本ママ不在です)
ちなみに、僕はその条件を満たしているので代理ママやってみたいなぁと考えていました。
そこで、思いついたのです。
そうだ! 自分の誕生会をやろう!!
そして、投稿…
今は結果として成功した後なので良かったのですが、企画を公表する時はとてもドキドキした。
なんせ、自分の誕生会だ。
集まらなかったらどうしようという不安だ。
まぁ、集まらなかったら誰も来なかったー!と笑いに変えるが、それはとても恥ずかしい事だ。
学校で臭いオナラをしてしまいバレないように一番最初に「くせー、誰だー屁こいたやつー」って言って「一番最初に言ったやつが一番怪しい」とツッコまれて俺じゃねーよー!(俺なんだけどね)となった時くらい恥ずかしい。
でも、結果的にはたくさん集まった。
自分で言うのも何だが普段から面白い事をやったり発信しているから「初めましてですけど、お会いしてみたいのでいっていいですか?」と言う方が数人いた。
見ず知らずの人のセルフ誕生会に来れるって、やはりCANDYには治外法権があるような感覚だ。
そう、現実よりほんの少しだけファンタジー寄りな空間だ。
誰もこねぇ
さて当日はギターとアンプを持って五反田へ向かいました。
オープン準備を自分でこなし、お客さんが来るまで暇だったので自分のギターをCANDYに飾って撮影したりしてました。
(↑メニューは全て定価より高いです)
18時オープンなんですが、誰もこねぇ!
その後、田淵さん、戸田麻里絵さん、つくしさんがやってきた。
なかなかコアな話が出来て、こういうしっとりとしたバーのような飲み方もいいなぁとしみじみ思いました。
(↓僕が注目している戸田さんが仕掛ける「えんとつ町のプペル」)
印象的だったのはつくしさんがなぜ変態と名乗るかという話で
自分のプライドが高くて失敗してきた過去がある
だから変態と名乗ることでプライドに邪魔されない自分をブランディングしてるんだよ
と…
深い…
つくしさんは本当に変態なんじゃなくて、変態という仮面を被っていたんだ。
究極だな…
(画像は関係ありません)
がしかし、数分たったら激変、あれよあれよと集まってお祭り状態です。
やきとりが食べたい
まぁ色んな人が来た。
僕が焼き鳥が好きだと一言いえば、焼き鳥を手土産に来てくれる人がいた(ゆきち)。
もう…お前ってやつは… と僕を泣かせてくれるのである。
そして、その手土産を主役である僕より先に勝手に食べる人もいるのである。
もう…お前ってやつは… と僕を怒らせてくれるのである。
ものまね芸
その後、ある程度集まったので乾杯を仕切り直した。
とりあえず、正木さんに無茶振りで「ルパン三世のモノマネで乾杯して」と頼むと100点満点中5点位のものまねをしてくれた。
もちろん爆笑だ。
ものまねと言う芸は恐ろしいもので、似てなければ似てないほど面白いのだ。
しかも、正木さんが絶妙なのはルパン三世を振ったときに一度も「えー」とか「いやいやいや」とか拒まないのだ。
ものまね芸の難しいのはココだ。
ここで少しでも躊躇すると一瞬でハードルが上がるのだ。
しかし、正木先生は僕の無茶振りから「あっ、じゃあいきますよ」と、さもルパン三世をできる感じを醸し出して、期待させといてまさかの4点のルパン三世だ。
笑うしかないだろう。
さすが百戦錬磨だ。
ものまねは勇気だ。
正木さんは僕らにそれを伝えたかったのだと思う。
ちなみに、さっき焼き鳥を勝手に食べたのも正木さんだ。
自分で歌っちゃう
正木さんの3点の乾杯を皮切りに、盛り上がる盛り上がる、まるで「今日は自習です」って言われた子どものように盛り上がっていた。
そこで、自分の誕生日に自分で歌ってみた。
生演奏だし主役だ。
まぁ、盛り上がるだろう。
そうしたところ歌ってい終わる頃にガチャーンっと扉が開き、CANDYのオーナー風の室伏君がケーキを持って登場した。
そのケーキがコチラだ。
なんと、わざわざ埼玉にいるマリンちゃんに作ってもらって、わざわざそれを取りに行ってたらしい(おそらくかわいいマリンちゃんに会う口実に僕を使ったのだろう)。
しかも、僕が甘いケーキが好きじゃない事もリサーチ済みで甘さ控えめチーズケーキだ。
マリンちゃん本当にありがとう。
(僕はあったことないけど、おそろしくかわいいと有名です)
そして、室伏君はこの巨体で転勤を控えている僕に
「かめぴょんロスだー、淋しいぃー」と、まるで西野かなのような震え方をしていた。
そして、その後彼はとんでもねぇブログを書いている。
それがコチラだ。
時間がある方は、あとで読んでみるといい。
気持ち悪い事この上ないブログだ。
マジックショー
そこからはタイムスケジュールを組み立てていたかのようにバーチー登場だ。
マジックショーだ。
僕は衝撃を受けた。
僕は今までこんなにも全力でこんなに低クォリティな手品をする人を始めて見た。
お客さんの中にはもぎこという結構本格的にマジックをしていた人もいるのだ。
以前もぎこに聞いたことがある。
マジックショーは構成が大切
(変態ともぎこ)
そして、マジックには仕掛けがある。
持てる荷物には限界があるから、その範囲の中で構成を考えなきゃいけないのらしい。
と そんなもぎこの前でのバーチーの手品だ。
まずは「腕まくり」をしている。
そう手品は手元に何か仕掛けがあるんじゃないかと疑われるので、腕まくりで何もないことをアピール。
そして、そのあと「私には未来が見える!」と宣言し、人を指名して「思い描いた有名人女性の名前」を紙に書かせる。
選ばれた人が書いたのが「叶姉妹」だ。
「私は彼が何を書くかわかっていました。未来が見えてますから」といい、更に別の人を指名して「ポケットの中を見てください」と言うと、なんとその人のポケットには別の紙が入っていたのです。
そして、その紙を受け取り「事前に彼が書くことを書いておきました」と言い広げるとそこには阿佐ヶ谷姉妹の写真があった。
全然違うじゃねーか! という、ツッコミに対して彼はこう言った。
叶姉妹は本当の姉妹ではないのに姉妹を名乗っている。
阿佐ヶ谷姉妹も本当の姉妹ではないのに姉妹を名乗っている。
とポーズを決めて終わった。
最低のクオリティだ
もぎこは手品は持てる範囲での仕掛けの組み合わせなのでやれることには限度があると言っていた。
しかし、バーチーの手品で使われたのは「阿佐ヶ谷姉妹」の写真だけだ。
あとはさくらを二人用意して「叶姉妹って書いて」と「(阿佐ヶ谷姉妹)写真をポケットに入れといて」と言って準備完了だ。
なんともひどい手品でした。
もし見たい人はこちらをどうぞ
森森子降臨!!
ここにきて驚くべきことが起きた。
なんと、DJダイノジさんのイベント等でパフォーマーを務めている森森子(もりもりこ)さんが突然来店したのだ。
今回は自分の誕生日なのに自分で取り仕切っているので、誰が来るとかも把握している。
だが森子さんは、たまたまイベントページを見て
「かめぴょんなら行ってみようかな」と来てくれたのだ。
僕はこれ以上なく感動した。
いつもはハッピ姿でみんなの知ってる曲を簡単な振り付けで踊らせる間違いなく日本一のお祭り男だ。
彼の素敵なところは、お祭り男なのに自分が主役になるのではなく、全力で誰かを主役にするのだ。
お祭り男と聞くと「騒ぐ男」と誤解してしまうが、お祭りとは本来は神を奉る(たてまつる)事だ。
主役は自身ではなく神(他者)だ。
森子さんは祭りの本質を理解していて、誰でも神にしてしまう最高のパフォーマーなのだ。
何がどうすごいかは、百聞は一見にしかず。
コチラをご覧いただきたい。
なんと360度カメラで撮影しているので皆も画面をぐりっとやってみてほしい。
いや、まさか森子さんが僕なんぞのために来てくれるとは思いもしませんでした。
そして、360度撮影してくれたサクラギさんありがとうございました!
最後は西野感!!
CANDYと言えば西野さんだ。
そして、西野さんと言えばオー・シャンゼリゼ。
でも、肝心の西野さんはいない。
しょうがないから、恒例のニセノだ。
でも、ニセノはギターが弾けない。
ギターとニセノがあるのに西野感が出せないんだ…
あと必要なのはギターを弾ける左手だけだ
そうだ!
二人羽織だ!!
僕の左手を貸してあげました。
どう?
西野感出てる??
こんな感じで最高の人たちに囲まれた最高の誕生日でした。
西野亮廣さんが作った最高の待ち合わせ場所です。
(西野さん本当にありがとうございます!)
皆様!
本当にありがとうございました!
来年もやるかな!!
参考に
これ読んでCANDY楽しそうと思った方はコチラから。
CANDYは西野さんの個ではなくオンラインサロンのみんなで作りました。
いやまだ作っている最中です!
あなたも入ってみない?? 月額千円です。
月にうまい棒100本我慢すれば入れますよ!
↓僕のレターポット
亀谷和弘 かめぴょんさんのレターポット | LetterPot (α)