人と少し違った見方をする。
この能力は色んなところでとても役立つ能力です。
僕はその能力を磨いていて、特に磨き上げたのが「例話法」という話し方で、難しい話を身近なものに例えて わかりやすく説明すると言ったものです。
コレは、あれこれ難しい保険や不動産の営業をやっていって身につけた能力です。
池上彰氏の説明なんてまさにその最高峰だと思ってます。
そして、そういう角度じゃないとユーモアは作れないと考えいています。
さて、この能力は仕事を通じて後天的に身につけたものです。
ですが、僕はこれを自分の子どもにも早いうちから身に着けさせたいのです。
なぜなら色んなものの見方ができれば、話術があがります。
話術があがればコンプレックスは笑いに変えれます。
コンプレックスを笑いに変えれればコミュケーション能力があがります。
コミュケーション能力があれば、仕事も家族や友人関係も全てうまくいきます。
逆にここをないがしろにすると
「妻なら、阿吽(あうん)の呼吸で分かれよ」
とかいうメンドクセー男になったり
(写真:「ぱくたそ」より)
「本当はこう思ってたのになんでわかってくれないの」
というメンドクセー女になるのです。
(写真:「ぱくたそ」より)
とにかく、コミュニケーション能力の低い人はメンドクセーんです。
さて、では具体的にはどうしようかといいますと、子どもの頃から「考える」という事をしてほしい。
覚えるではなくて考えるだ。
例えば中学の授業で
「ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て万有引力を発見しました」
ってあったじゃないですか??
そこで、勉強=覚える子どもはなんの疑問も持たずに「ニュートン、リンゴ、万有引力」と覚えます。
なぜなら、テストに出るから。
でも、この知識って大人になっても全く役に立ちません。
しかし、ここから「ニュートンはなんでリンゴが木から落ちたのを見て万有引力を思いついたんだろう??」と考えてほしいのです。
子どもに聞いてみてください。
同じ質問を、そしたら子どもはこう答えるでしょう。
しらねぇーよ。
そんなのテストに出ないからどうでもいいの。
悲しい回答ですね。
偏差値教育が生んだ悲しい回答ですね。
とにかく子供に「なんでだろう? 」こう思わせたいのです。
テツandトモのネタにありますが
「昆布が海でダシがなんでだろう~」
本当にこういう風になんでだろうをもっと持ってもらいたいです。
さて、この記事を読んでいる皆さんはどうですか?
ニュートンはなんでリンゴが落ちたのを見て万有引力を発見したの?
って聞かれたら、なんて答えます?
ググったて出てきやしませんよ、こんなこと。
僕ならこう教えます。
リンゴは木から落ちるよね?
じゃあ、屋根の上からりんご落としたらどうなる?
そう、落ちるよね。
じゃあ、崖の上から落としたら?
落ちるよね。
飛行機から落としたら?
落ちるよね。
じゃあさ、月の高さからリンゴを落としたらどうなる?
・・・落ちないよね?
というか、なんで月は落ちてこないの?
木からリンゴは落ちるのに、あんなに高い月からはなんで落ちないの?
ってな、具合に言われたことを単純に覚えるんじゃなくて、そこに考える事をしてほしい。
月が落ちてこない理由を考えれば万有引力に結び付くという算段だ。
というわけで、先日息子と遊んでいる時にドラクエの話になった。
元気よく「オレ勇者ね、お父ちゃんゲレゲレね」と、ドラクエ5ベースだ。
しかも、仲間のキラーパンサーも、選べる名前の中で最もひどい名前「ゲレゲレ」を選択している(ボロンゴ、プックル、チロル、ゲレゲレ)
(↑ゲレゲレ)
※僕がドラクエ5好きなのでアプリで一緒にやってます。ただし、息子は文字が読めないのですべて僕が音読します。結構大変です。
その時ふと、ある人を思い出しました。
僕の友人で葛西浩太さんでという方です。
彼はボランティアとエンタメをかけ算したら面白いんじゃないかと
「平和過ぎて仕事無くなっちゃったけど承認欲求満たしたい勇者」
っていうめちゃくちゃ面白い設定で近所の公園の遊具をピカピカにしてやろうと思って朝活始めた人です。(きちんと別の仕事もしています)
(やられたりもしています)
そんな彼を見てふと思ったんです。
考えてみれば「勇者」や「戦士」「魔法使い」とかって平和になったら仕事なくなって食ってけないじゃん。
って思ったんです。
バトルマスターとか平和であればあるほど、需要がないのだ。
むしろ、モンスターがいるから仕事があるわけで、考え方を変えればモンスターに生かされているともとれる?
これだ!
こういう視点を五歳の息子に気づかせよう!
そして、息子に僕はこう聞いた。
ねぇ、魔王倒したらさ、平和になるよね?
そしたら、戦士とか勇者って戦う相手いなくなるから仕事なくなっちゃうね。
どうする?
不思議そうな顔をしている。
どうやら、いろいろ考えているようだ。
ふふふ、そこでお父ちゃんが「モンスターに生かされている」という子供にはない発想を教えてやれば「お父ちゃんすげぇ」になるわけだ。
そしたら、少し考えた息子の答えは
大丈夫だよ、悪いやつなんてまたすぐに出てくるから。
その発想はなかった!!
息子すげぇ!!
ドラクエ5同様、息子が伝説の勇者といったところか。
(僕のレターポット)