北海道出身でございますので、サーモンが好きなんです。
さて、北海道と言えばHBCラジオ(AM1287MHz)と僕は切っても切れない縁なのです。
僕は昔隙あらばラジオを聞いていました。今と違ってスマホもなかったですからね。
東京でもやっていると思いますが、11時少し過ぎた頃に「テレホン人生相談」という番組があるんですね。
今は、もっぱらユーチューブで聞くようになってしまいました。(毎日アップされる方がいるんですよ)
これはすごい番組ででして、色んな相談があるんですがパーソナリティと先生が相談に乗り、毒にも薬にもならない事言ったり(マ◎モアゼル先生)。
勝手に決め付けて物事進めたり(O原先生)、いいじゃない~いいじゃないって逆説を唱えたり(三O先生)とにかく凄いです。
しかも、変な相談者が来ても放送中止にしたりしないのです。
我々ファンの中では「逆切れオバさん」という神回があったりもします。
僕が聞いてきた限りですごかったのは
「息子が死体を遺棄しているかもしれません」という相談でした。
さすがに、それに対しての回答は「警察に相談してください」でした。
是非、聞いてみてください。
加藤諦三先生の安定感は抜群です。
さて、本題に入りますがテレホン人生相談の後にカーナビラジオ午後一番という
北海道では「水曜どうでしょう!」に並ぶ程知名度の高い番組がございます。
そこに投稿した内容が昔書いていたmixiから発掘されたので多少加筆修正をして載せさせていただきます。
テーマ「恋の季節」
僕の恋の季節は冬直前です。
冬直前の凛とした空気感が好きなんです。
単純に初恋がこの時期と言う事もありますが、ファーストキスがこの時期なんです。
始めて彼女が出来たのは中学校でしたが、プラトニックラブでした。
確か彼女の誕生日に文房具をプレゼントして「あ・・・ありがと」と空気感が壊れた事にさえ気がつかない少年でした。
そりゃ、そうです。つい先日までかめはめはの練習とかしていたお子ちゃまに恋愛は難しすぎました。
それから、僕もドラゴンボール以外にも
ボーイズビーや電影少女や
クラスの女子から借りたまっすぐにいこう。
等の少女漫画も読むようになり、恋愛レベルを上げていきました。
(やはり、少年雑誌でやっているマンガより数倍ためになった気がします)
そして、高校の時に彼女ができ、一緒に学校帰ったりしていて、ある日デートの約束をしました。
僕はこの時思いました。
明日はいける!!
(キスすると言う意味です)
明日こそキスするぞ!!
と意気揚々としていました。
そこで、前日は入念なイメージトレーニングをする事にしました。
デートコース、口説くセリフ、よくわからない場所に視線を外すタイミング(流し目ってやつですね)、そして自然な流れでのチュー。
うん。まさに映画のシナリオのようだ。
なんだろう、何の映画のようなキスだろうか。
おそらく僕の脳内映画は「ゴースト~ニューヨークの幻~」だろう。
高校生がデートしてチュッってする計画ですが
もはや今生の別れのようなキスをイメージトレーニングしているのである。
いやはや、おそろしい。
自分の過去とは言え、おそろしい。
ちなみに、皆さんも振り返りたくない青春の黒歴史としてキスの練習はしたことあるでしょう。
何でしましたか?
女優やアイドルのポスター?
もしくは枕とか??
いえいえ。
北海道育ちですから、疑似クチビルを作りました。
その答えはサーモンです。
(高校生の時は、切れてるやつを買いましたが、今は大人なので出刃包丁もあります)
2枚のサーモンをサイドから箸で挟み、唇にみたてました。
(厚めの石原さとみ仕様)
どうです?
なかなかでしょ?
唇厚めの石原さとみ仕様から
唇薄めの北川景子まで自由自在です。
(薄めの北川景子仕様)
※高校生の頃は上原多香子が好きでした
そして!!
奥歯の浮くような甘いセリフを囁きます(サーモンに)
その後、流し目をするために遠くをみつめ(サーモンから)視線を外します。
更に、静けさを演出するために無言になり(サーモンを)見つめます。
そして、今生の別れのようなキスをします(サーモンと)
・・・どうです?
僕はサーモンを食べるときに、たまにこの事を思い出します。
呪われた記憶です。
ただ、初恋の時期もそうですが冬直前が一番脂が好きです。
サーモンに。
※写真のサーモンはきちんと盛り付けて家族でおいしく頂きました。