みんなのかめぴょん

こんにちは、みんなのかめぴょんです。自称おもしろ長文ブロガーです。基本的に文章は長いですが読みやすいと思いますよ。笑える文章を目指しています。

転職活動時に注目したいもう一つのポイント

転職する時には「給与」「賞与」って見ますよね?
じゃあ、その仕事はいくら動かしているのか?という事は意識したことありますか??

この記事は転職についての基礎知識がつくのと特には不動産業界に興味がある方には一読してもらいたい。

僕は現在36歳で4回の転職を経験していまして、今の会社にはとても満足しています。

給与を上げるには?

f:id:anatano-kameya-2014:20190327162209j:plain(画像:「ぱくたそ」より引用)

転職時に意識するのは給与・賞与休日ですよね。
そして、多くの人が給与を今より上げたいと考えていると思います。
 
その上で、その中からやりたい仕事、得意な仕事等など考えますよね。
 
そこで、考えなきゃいけないのはあなたがやりたい仕事は儲かるのか?と言う事です。
 
僕は不動産業界なので、この業界の話で例えますが、本質はどの業界も仕組みは同じだと思います。

不動産業界の4種類

さて、次のうちどの仕事がしたいですか?
 
1.賃貸アパートマンションの仲介業
2.賃貸アパートマンションの管理業
3.分譲マンションの販売仲介業
4.分譲マンションの管理業
 
不動産業界に転職しようと思っても大きくこれだけの種類があります。
この他にも「ハウスメーカー」「ゼネコン」「デベロッパー」と言う建設関係のジャンルも加わってきます。
 
何が言いたいかというと、上の業種のどれを選ぶかである程度貰える額は決まっているのです。
 
この中で1番給与が低くなる可能性があるのが賃貸アパートマンションの仲介業です。
(但し、営業職なので成績次第ではあります)
 
なので、賃貸マンションの仲介業を選んでおきながら

年収を大幅に上げたい!

と言うのは無謀なのです。
 
逆に、最も給与が高くなる可能性があるのは分譲マンションの販売仲介業です。
(くどいですが営業職なので低くなる可能性もあります)
 
さて、転職活動する時に「賃貸の仲介は安くて」「売買の仲介は高い」と言う事を知っている方はどれだけいるでしょうか?
と、言うよりあなたはなぜそんなに差がつくのかを意識して職を探しているでしょうか?
 

どうして差がつくの?

差がつく要因は簡単です。
動かすお金の違いです。

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では少し説明します。
 
【賃貸仲介業の場合】
アパートやマンション等を借りる時には初期費用ってかかりますよね。
例えば敷金、礼金、前家賃等です。
これは全て大家さんに入るお金です。
(火災保険料は保険会社に入ります)
 
お部屋を見せてくれたり、契約手続きしたり、最後に鍵を引き渡してくれる不動産業者が貰えるのは仲介手数料のみです。
 
しかも、その仲介手数料は割引の対象になります。エイブルさんなんかは全物件半額でやってます。
(仲介業者例:アパマンショップ、エイブル、ミニミニ等)
 
このご時世なかなかお客さんから仲介手数料を満額頂ける事はありません。

そして、宅建業法でも仲介手数料は家賃の1ヶ月分以上は貰えません

給与の実態

ここがとても大切なことなんですけど、会社の人件費は売上の1/3と言われています。
(業界により様々ですが、あながち間違いではないかと思います)
 
単純に言うとあなたが月30万円の給料が欲しかったら月に90万円以上売上を出さなきゃいけないのです。
 
これは不動産業界に限らずどこでも通ずる事だと思います。
 
つまり給料の3倍は稼げと言う事ですね。
 
例えば、先程の例である賃貸マンションの仲介業であれば
家賃が5 万円の部屋を契約したら報酬は5万円です。
仮に仲介手数料を値引きしたりしたら3万円とかになります。
 
東京ならワンルームマンションでも10万円とかしますが、地方のワンルームマンションなんて3万円とかです。

何件契約すればいい?

では、先程の賃貸マンションの仲介手数料だと一件あたり相場が5万から10万円です。
 
ちなみに、広告料(ADとも言われます)と言う大家からもらえるグレーゾーン(限りなく黒に近い)な収入もあります。
それを入れても一件あたり10万円行けば良い方です(地方ならね)。
 
仮に一件10万円だとしたら、月に9件契約を取らなきゃいけない。
 
そうなると単純計算で週に2本ずつ。
だが、申込みから契約まで約3週間かかるから、その月の15日までには契約の見通しを立てて置かなければいけない。
 
当然、閑散期や繁忙期があります。
GWや正月にお部屋を探す人は少ないです。
 
それでも売り上げなきゃいけないので来たお客さんには必死に営業を仕掛けます。
 
そして毎月数字はリセットされる。

どれだけ激務か想像できるでしょう??

この構造で大きな年収を期待できるだろうか?
 
どれだけ頑張ったって、客単価捌ける客数には限界がある、例えば月に20本契約なんて物理的に無理です。
 
そう、収益の構造上給料が上げられないのだ。
 
この収益の構造を知る(調べる)と言うのが大切なのです。
転職を考える時にはその仕事がどのような収益構造なのかを正確に捉えておく必要があります。
給与が上がらない構造で「給料が低い」と嘆いているのは、男子校で「女子いねー」と嘆いてると同じです。

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(写真:「ぱくたそ」より引用)
 

売買契約なら何件契約すればいい?

給料少なくても、その仕事が好きだったりやりがいがあったり、そこで学んだスキルが後に活きてくるのなら問題ないと思います。
 
ですが、大概が「給料をあげたい」「もっと休みが欲しい」2つだと思います。
 
先程の賃貸仲介の場合と比べて、売買契約の収益構造ならどうでしょう?
 
売買契約の場合は仲介手数料「売買価格の3%プラス6万円」です。
※売買価格によって変動しますが大抵の取引価格はこの価格帯です。

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一般的な価格は1500万から4000万円くらいでしょう。
仲介手数料は例えば・・・
2000万円だと66万円
3000万円だと96万円
です。
 
更には、これは売主買主片方から貰える上限金額です。
つまり、売主も買主も自分で見つればこの金額の✕2が仲介手数料となります。
(通称「両手」と言います)
おさらい!!

賃貸の場合「貸主、借主の双方から貰える合計金額が家賃の1ヶ月が上限」

しかも売買の仲介手数料には値引き文化がありません(まず値引きません)。
 
逆に賃貸の仲介手数料は値引き合戦です。

どっちが簡単?

給料の3倍稼げというのなら、月に30万円の給料が欲しい場合、賃貸仲介業と売買仲介業のどちらがが稼ぎやすいかは一目瞭然ですよね?
 
では、どちらの仕事が簡単かというと、とっかかりは賃貸の方が楽ですが、賃貸営業を極めても売買営業ができるようになるわけじゃありません。
 
売買営業は覚える事もたくさんありますし、専門性も高いのと高額案件になれば、それなりのお客さんになるので身なり、話し方、知識レベル等も見られてきます。
だらしない格好をしていては売れません。

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(写真:「ぱくたそ」より引用)

 かと言って賃貸は簡単かと言うとそんなことはありません。
(たまに新大学生が親と一緒に実印と現金もって「今日決めます」と言ってやってくるカモネギ客もいますが)
 
でも、働いている時間は一緒です。
 
そして、どちらも大変です。

転職後は最初が肝心

どの仕事もそうですが、最初はがむしゃらに仕事してすべての業務を一人で出来るようになるまで、とにかく突き抜ける努力をしましょう。
(2年くらいはかかるのではないでしょうか?)
 
ですが、選んだ業種の利益構造で貰えるお金の上限は変わります。
 
僕は他の業界はわからないですが、例えば給料が低いと言われている保育士は、保育料は親の年収で決まるからどれだけハイクオリティなサービスを提供しても客単価は上げられないでしょう。
 
だから、どれだけ頑張っても給料が上がらない構造なのだと思います。
もし、上げたいのであればやはり公的資金の投与しかないように思えます。
 
保育士はこんなに激務なのだから給料あげろ!
と言う思いはわかるのですが構造的に出処がない様に見えます。
 
給与というのはこれだけ頑張ったんだからと言う「労働力(我慢)の対価」ではなく、発生させた利益(価値)からの分配になるので利益構造は転職時には理解しましょう。
※保育士の給与には公的資金投入されるべきだと思っています。

結論「転職時は利益構造を意識しよう」

なので、転職する時は「その仕事がいくらの売上になるのか」を意識して選んでみてはいかがでしょうか?
飲食、不動産、保険、アパレル、建設、医療、介護、運送、美容等たくさんの業界と業種がありますが、業種の利益構造を理解してから転職しましょう。
 
好きを仕事にするのもいいですが、お金と時間をもらえる仕事を探して、好きな時間に好きな事をやると言う生き方も悪くないと思いますよ。
 

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